top of page
検索
  • 執筆者の写真店主

一念

更新日:2020年10月13日

一念の消費期限はいつなのだろうか。


我らが相棒、広辞苑を開くとこう教えてくれる。

①心に深く思うこと。一筋に思うこと。また、その心。源氏物語横笛「この世にて数に思ひ入れぬことも、かの今はのとぢめに―のうらめしきにも」



一筋に思うこと、

心に深く思うこと、

それはいつ終わるのだろうか。



例えば、愛のような心の深い部分に作用するものだって、契約を交わしても35%の人々は終わりを迎えし、3年で覚めるという人も多い。

人は変わる。考えも、こだわりも。

そして一緒に大切なものも忘れてしまうのかもしれない。


No Room For Squaresを開店するまでには10年間【一念】を貫いた。

そして、一年が経った。


この一年で感動する事も沢山あったのだけれど、それに飽きてしまう日も来てしまうのだろうか。

そんな日が来たら、私はもう私では無いのだろう。

それとも、一念を忘れた自分を正当化してヘラヘラ生きていくのだろうか。





一先ず、一念を通した一年が終わり、二年が始まった。

この得と言われぬ充実した心持ちは、忘れないでいたい。

閲覧数:87回0件のコメント

最新記事

すべて表示

25歳の時に、どうやっても人生が上手くいかず、もうやめようとしていた。 それも上手くいかず、どうしたものかと途方に暮れていた。 何も解決されないまま日々が過ぎ、一つ決め事を作った。 10年だけ、頑張ろう。 10年は遠い未来だ。そこまで頑張れば満足してゴールすることが出来るだろう。と思う事にした。 どれだけ大変な事があろうと、10年は這いつくばって人生に縋ろう。 25の時の絶望がちっぽけに思える程、

久方ぶりに遠出をする。 半径1キロ以内で生活している私にとっては乗り換え一つするだけでも遠出な気持ちだ。 店を開けてから数年、随分幼い感覚になったものである。 遠出をするという事実に気持ちが昂り過ぎて持ってくるはずの小説を忘れてしまった。 少しどんよりとした雲を涼しい場所から眺めては、あの話の展開について思いを馳せる。 そんなことをしていると、両の眼から入ってくる情報は脳に届かずに体内で悲しく彷徨

良く"死ぬ時は良い人生だったなぁ"と思って逝きたいという話を聞く。 良い人生とは何か。店主はよくわからない。 多分、ずっとわからないのだと思う。そんな気がするのだ。 だから、店主は死ぬ時まで頑張った人生だったと思いながら逝きたい。 どれだけ辛い事があろうと、どれだけ人に笑われやうと、頑張り続けて終わりたい。 店主

bottom of page